解像度が低いからこそ、想像力は高まる。
1人1人それぞれが小さなピクセルのレンガであり、
そのすべてが集まることで形成される街。
そんなコンセプトのもと2014年パリで設立されたのがBRICKTOWNである。
設立のきっかけとなった動機は至ってシンプル。
「レトロゲームの雰囲気があるシャツを探したが、良いものが無かったから」
無いならば、作るしかない。
そんな単純でいて切実な想いが、ピクセルアートをモチーフにした
BRICKTOWNを生み出した。
「作りたいものを作り、それが世界中に広がり、
それを着た誰かが写真をSNSにアップする。
人生がゲームであるということを思い出させてくれる瞬間だよ」
1989年パリに生まれたSAMUELにとって1990年代から花開いた
デジタルの世界、とりわけゲーム文化はインスピレーションの源泉だった。
ゲームから着想を得て、さまざまなものをピクセルアートファッションに昇華する。
彼のブランドのデザインは現代を描くと同時に、
自身の子供時代へのオマージュでもあるのだ。
DIFFERENTLYとの出会いは2018年のフランスでの展示会だが、
5年越しに今回初めてコラボレーションが実現。
レトロなかわいさと、子ども心に満ちあふれていながら、
大人でも手に取りやすいデザインに感銘を受け、セレクトに至った。
今回特別に、背中部分にはDIFFERENTLYロゴが施される。
日本では他に類を見ないコラボレーションを楽しみにしてほしい。
BRICKTOWNが生み出すTシャツは
ポルトガルのフェアトレード農場で生産されたコットンで出来ている。
遺伝子組み換えも、殺虫剤も、有害な肥料も使わないで栽培された
オーガニックコットンを100%使用している。
「人生は楽しむべきゲームである」
それを伝えることを使命としているブランド、BRICKTOWN。
ゲームを楽しむためにはルールが重要なように、
地球へのフェアな姿勢も、このブランドの魅力の1つである。
ぜひ自身の目で、懐かしくも新鮮なピクセルアートを確認してほしい。
