Philosophy
2015年。
マテオ・ウォード、シルビア・ジョバナルディ、ヴィクター・サンティアゴの3人は、
ファッション業界の企業で働くという"快適な"キャリアを捨て去った。
目的はひとつ、「世界にポジティブな変化を与えるため」だ。
それは同時に、サスティナブルなライフスタイルへの意識を喚起し、
刺激を与えることを目的としたムーブメントの誕生を意味し、
さらにはWRÅDというファッションブランドが産声をあげた瞬間でもあった。
Designer
SILVIA GIOVANARDI
ETRO Menswearのシニアデザイナーを務めていた彼女は、テキスタイル、染め、生地製造における豊富な経験を有していた。
そこにヴィクターとマテオのビジョンが融合して、媒体としてのカジュアルウェアの役割を再定義する、WRÅDのオリジナルで革新的なDNAを生み出すこととなった。
Collaboration
リサイクルグラファイトパウダーを使用した鉱物染めは、g_pwdr技術と呼ばれるWRÅDの独自技術である。
3年を研究開発に費やしたこの技術による染色は、埋め立てるしかないグラファイトを激減させるだけでなく、水の消費を92%、エネルギー消費を62%、気候変動の可能性を42%削減させる。
「自分たちが見慣れている地平線を超えて、より良い未来に向けて進みつづけること。」
DIFFERENTLYとWRÅDの信じるものの共通点から、コラボレーションは生み出された。
Item
60年以上の歴史を持つ世界的に権威のあるデザイン賞、Red Dot Design AwardのBest of the Bestを受賞。
g_pwdr技術によって染色したGRAPHI-TEE®。
オーガニックコットンと唯一無二の染色が生み出すアイテムは、サスティナブルではないファッションやデザインへの、痛烈なアンチテーゼでもある。
持続可能な社会へのポジティブな行動を、Tシャツで示す。
ぜひあなたも革新的な未来に、袖を通してみてほしい。