「私のお城」に、なに入れよう。
“ZILLA”とはイタリア女性の愛称のひとつ。
デザイナーであるSYLVIAの生まれ故郷イタリア北部ボルツァーノで、
かつて近所に住んでいた“ZILLA”さんが
一日中、編物や刺繍をしている姿に憧れを抱き、
手を動かしてものを作る女性へのリスペクトをブランド名に込めた。
2005年の誕生以来、一風変わった素材のバッグを
世界に送り出しているブランドである。
ゴム、アルミニウム、発泡スチロール、カラビナ、クリップ。
通常バッグには使われない素材を多数用いるSYLVIA PICHLER。
そのクリエイティビティの原点は、鍛冶屋の祖父と建築家の父にある。
金属や建築資材に親近感を持ち、物づくりが当たり前の環境で育った彼女は、
その後、大学の建築学科へ進むことになる。
建築学科でもコンピューターでのデジタル作業より、
手を動かして建築模型を作るアナログ作業を好んだ。
「私にとって物に触れて素材を感じるという行為は、生きる上で大切なこと」
手で触れ、素材から直感を受けた時には、どんなバッグになるかが見えている。
一見ユニークに見える素材たちには、彼女の必然が詰まっているのだ。
DIFFERENTLYが取り扱うLady'sのバッグブランドは、
ZILLAがはじめてとなる。
女性にとってバッグは実用的な意味合いだけでなく
ファッションのキーになるアイテム。
個性的なZILLAのバッグの唯一無二の素材と形が、
DIFFERENTLYの提案するファッションと融合するイメージに心動かされたことが、
セレクトのきっかけとなった。
ZILLAの特徴は、他では使われない珍しい素材、だけではない。
新しく現代的な素材と、古い職人の技を組み合わせたモダンにこそ、
そのアイデンティティは宿る。
バッグとは、女性の生活のすべてを運ぶパーソナルなもの。
SYLVIA PICHLERはそれを「My bag is My castle.」私のお城と表現する。
北イタリアの工場でしか生産しないという、徹底したこだわりを持つZILLA。
あなたにふさわしい、オリジナリティあふれるモダンな“お城”を、
ぜひ店頭で手に取ってみてほしい。
